育児記録

子供が駆け回った時に追いつけるか心配な40代父の記録

お手伝いハラスメントに気を付ける

手伝うこともハラスメント

育児や家事を夫が手伝うとハラスメント(=嫌がらせ)にもなりうるという話を聞いた。ハラスメントは相手が嫌だと思ったら全部ハラスメントだ。今日みかけた「ロジハラ(=ロジスティックハラスメント)」も正しいことを正しいと主張するとハラスメントになるというものだ。 普段やらない夫が主婦の家事を「手伝う」際に頼まれてやるか、自分で見つけてやるかといった問題がある。どちらにも罠があり、どちらにも感謝の種がある。

頼まれてからやると「主体的ではない」という批判にさらされる可能性がある。「いわれないとうちの旦那やらないんだよね~」といった愚痴につながる。夫側からすると主婦の領分に手を出すのはよくないと控えていたりするが、「何で自分ばっかり」という目線になっていたらそこはまずい。

自分で見つけて勝手にやってしまうと100%怒られるだろう。結果的にそれがどんなに役に立つことでも絶対にダメだ。任されてやっている側からすると手出しされたらいやなものだ。いうなれば、自分の整理整頓した本棚を並び替えられるようなもの。ジャンル別に分けてたのに、本の高さ別に並び替えられたら嫌でしょう?どちらも間違っていないけど、嫌な気持ちになる。やる前に一言いえばよいのだ。コミュニケーションまじ大事。

産後うつの妻の家事を手伝っているケース

増田で見かけた下記の記事はいろいろと難しいと感じた。

anond.hatelabo.jp

妻の負担を減らそうと、自分なりには努力しているつもりだ。子どもの朝の離乳食とおむつ替え、夜のお風呂、洗濯物畳み、ごみまとめ、週末の掃除と買い出しはやっている。家事負担を減らそうと食洗器とドラム式洗濯乾燥機も導入済。家事で負担になってることや、自分にやってほしいことはないかと聞くと、妻は「ない、十分やってもらっている」と答える。

これらの手伝いは何とかしたいと思う増田の優しさなのだけど、これすらもハラスメントになる可能性がある。「主婦としてあなたは未熟」ということを突き付けられていると感じてしまう人もいそうだ。

家事の場合、専業主婦が「自分の役割」と思っているところに手を出すと、「自分の役割を台無しにされた」とか「やり方に不満を感じられた」と思われる可能性がある。すぐに「それじゃだめ!」とか「私のやり方に手を出さないで!」と言われるうちは良いが、黙ってニコニコされていると分からない。男性は特にわからない。そこで「ありがとう」といった言葉がでてきたら「俺やった!!」と有頂天になりがちである。

手伝うのではなく主体的に、でも相手の立場を尊重して

手伝おうと思った時にははっきりと宣言したほうがよいと思っている。「xxをやろうと思うんだけど、いいかな?」とか「いつもやってるやり方ある?やってみたくて」といった感じで、あくまでも主体的にやる必要がある。コミュニケーションがとても大事だ。

互いに主体的に、でも役割はちゃんと分担してコミュニケーション

阿吽の呼吸でやっていける夫婦はそれでよいと思うのだけど、そうでない夫婦はちゃんと役割を分担して互いを尊重することが何よりも大事なのだろう。夫がお金さえ稼いでくればよい時代はとうに終わりを迎えている。

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